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世界ジュニア

2017.09.11

先日アメリカ インディアナポリスで行われた競泳の世界ジュニア選手権に行って来た。

日本人選手の活躍や感想はこちら

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/swim/

に書いているので、読んでいただけたらと思うのですが、

もう一つ印象に残っていることがありました。

 

世界ジュニアに出場しているオーストラリアチームのスタッフに、

昨年のリオ五輪に出場し男子自由形短距離で活躍したマシュー・アブード選手がいたことです。

彼に何をしに来ているのかと話を聞いてみると、

オーストラリアジュニアチームのサポートに来ていて、

主にメンタル面のケアを行なっていると言っていた。

 

ジュニアスイマーにとってこの大会が、シニアレベルの世界大会へ

よき予行練習になっていると他で書いたが、そこに元代表レベルの選手が帯同することで、

よりその効果は高まりそうだなと思った。

 

国を代表してトップレベルで活躍した選手の経験を伝えていくことはとても重要だ。

なぜならそれを経験できる人は少ないからだ。日本の競泳で言えば、

オリンピックを経験できるのは4年に1度で約20人〜30人しかいない。

 

すでに経験している人なら気づくポイントを、

ジュニアスイマーが1から自分で学んでいくことも重要だが、時間がかかる。

世界の進化は常に進んでいて、本人が自力で学び取るのを待っていたら、

もう世界レベルでは間に合わない可能性もあるからだ。

 

大会中、オーストラリアのジュニアスイマーと一緒に会場入りし、

レース中はスタンドでジュニアスイマーと混ざりながら応援している彼の姿をみて、

オーストラリアがトップレベルの選手の経験を次の世代に伝えていこうとしている意図を感じた。

日本競泳界も代表を経験し引退した選手たちの経験を、現役の代表チームや、

さらにその下のジュニアチームへ伝えていく取組みはもっとできるかもしれないと思った。

 

今後働き方改革が進み、副業をする人や、一つの仕事に縛られない人が増えていくだろう。

より働き方が自由になっていく中で私が思うのは、

引退して全く違うフィールドで働いて活躍しているオリンピアンもたくさんいるが、

時にオリンピアンに戻り、その経験を伝えていく場がもっとあっていいんじゃないかと思う。

 

今月末には私の地元宮崎でサーフィンの世界ジュニア選手権が行われる。

サーフィンもオリンピック種目になった。

私はこの大会のアンバサダーを務めさせて頂いているが、

それは、オリンピアンであることと、大会が開催される宮崎出身であることと、

サーフィンを愛好する端くれだからだと思っている。

 

昨日地元の皆さんと大会会場でビーチクリーンを行なった。

たくさんの方が参加してくれて、地元の皆さんの意気込みと盛り上がりを感じた。

新たにオリンピック種目になったサーフィンが、

今後どうやって業界全体でスポーツとしての価値を高めていけるのか、注目していきたい。

どんな大会になるかとても楽しみだ。

http://www.nsa-surf.org/news/20170210wsjc/

 

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